３Ｄペイントシステムのための適応的なテクスチャ展開手法

with Dennis Cosgrove

従来の３Dペイントシステムでは、2次元のビットマップを 3次元のモデルに対応させるマッピング（UVmapping）が固定されていたために、場所によってテクスチャが著しく歪むという問題があった。本システムでは、ユーザのペイント作業内容に応じて適応的にUVマッピングを構成することによって、歪みを最小限に押さえている。具体的には、ユーザがペイント操作を行うたびに、ペイントされたポリゴンのみを切り出して、歪みの少ないマッピングを計算して必要なだけのビットマップを割り当てる。これによって塗られていない場所に無駄にメモリを消費することが防がれる。ペイント作業されたモデルは、通常のテクスチャ付き３Ｄモデルとして保存されるため、一般的な３ＤＣＧソフトウェアで利用可能である。

Publications

Takeo Igarashi, Dennis Cosgrove
"Adaptive Unwrapping for Interactive Texture Painting"
2001 ACM Symposium on Interactive 3D Graphics, I3D2001,
Research Triangle Park, NC , March 19-21, 2001. PDF

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