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Bubble Clusters: アイコンの空間的な
まとまりを利用した情報管理機構


渡辺奈夕子, 鷲田 基, 五十嵐健夫


本研究では、空間的に配置されたオブジェクトのまとまりを 自動的に検出することによりユーザの操作を補助する手法について研究している。 近くに配置されたオブジェクトは自動的にグループとして認識され、 それらを囲む曲線(バブル)として表示される。 ユーザはバブル部分を掴んでグループ全体をドラッグしたり、 クリックして削除などの操作を適用したりすることができる。 付加的な効果として、離れたオブジェクト同士はなかなかくっつかないが、 いったんくっつくと離れにくくなるといった効果なども実装している。 アプリケーションとしては、デスクトップアイコンの操作や、 電子ホワイトボードでの手書ストロークの操作などが考えられる。 簡単な評価実験を行い、通常のフォルダを利用した操作や、投げ縄での選択よりも 作業時間を削減できることを示した。

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