[English] [Japanese]

GUIイベントの記録/再生を用いたデバッギングシステム

デバッグ対象プログラム(以下,デバッギと呼ぶ)から不具合の原因箇所を絞り込む作業では、ソースコードにprint文を挿入したりブレイクポイント/ステップ実行などを利用した動的解析が広く一般的に用いられている. しかし,原因箇所の特定に至るまでには何度も試行錯誤を繰り返して動的解析をすることが多く,その度に不具合を再現しなければならない. さらにはデバッギがGUIを扱う場合,ユーザとのインタラクションが多く発生する. これにより,際実行の度に同じ操作をする必要があったりストロークやジェスチャといった微妙な入力の違いで不具合が再現しないなど,デバッグにおけるユーザの労力がより一層大きくなる.

そこで,デバッギ内部で処理されるGUIに関連したイベントを記録/再生することで,任意地点での状態を自動的に再現するシステムを提案する. このシステムにより,過去にユーザが行った作業を何度も繰り返すというデバッグで最も苦痛と思われる作業が自動化される. これはストロークやジェスチャ等を扱うデバッギに対しては特に効果的である. 結果として,ユーザは不具合の再現作業をあまり意識せず特定作業だけに集中することができるため,デバッグの作業効率の向上が期待できる.

デモ

発表文献


[Home] Copyright (c) 2007 Toshio Nakamura