作業者の身体性に基づく大型構造物の設計及び施工手法

鷹見洋介, 永田 康祐, 堀田 憲祐, 米田 一晃, 小渕祐介, 五十嵐健夫

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Abstract

デジタルファブリケーション技術が普及しつある現在において, 建築では未だ人手の作業が主であり作業者への負担が解消されない状況にある. 負担軽減のために適切な作業指示や工具自動化が考えられるが, 現在の設計手法では建築物のデザインにおいて作業者個人身体性が考慮されておらず, それらによる作業者負担軽減に限界がある. 本研究では, 設計・施工両方において計画的に作業負担を軽減するため, 作業者の身体性を考慮した大型構造物の設計・施工手法を提案する. 本手法では, 作業者の身体に負担の少ない動作パターン数種類に作業内容を限定し, 設計においてこれらのパターンを用いて構造物建設の施工プロセスを生成する. 限定された作業者の動作パターンに基づいて設計・施工するため, 作業者への負担軽減だけでなく, 作業が標準化され作業内容の把握や指示が容易となる. 提案手法の検証として, 発泡ウレタン材からなる棒状の骨組みを手作業で空中に描いていく実験的な建築工法に応用し, 建築スケールのモックアップの設計・建築を行った.

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国内会議

  • 鷹見 洋介, 永田 康祐, 堀田 憲祐, 米田 一晃, 小渕 祐介, 五十嵐 健夫. 作業者の身体性に基づく大型構造物の設計及び施工手法, 第23回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS 2015)

  • Acknowledgement

    今回のモックアップ建設において, Hadin氏, Lai氏, Jan氏, Ying氏, Deborah氏, Gilang氏, Crusius氏, Lu氏, Pitchawut氏, Ratnar氏, Xu氏, Samuel氏が発泡ウレタン材で棒状の建設材を形成する工具の製作, 建設作業を行っていただき, 無事モックアップを完成することができました. 心より厚く御礼申し上げます.