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μ-Script System : スクリプト言語を用いた同期機能を持つ音楽コンテンツのためのフレームワーク

論文要旨

本稿はMusic XMLに対応したイベントをスクリプト言語で埋め込む 新しい枠組みについて提案する。 インターネットの普及、ネットワーク技術の向上によって インタラクティブな音楽コンテンツが急速にひろまり、 より身近なものになってきている。 音楽コンテンツを作るうえで、 曲の進行と、例えば動画の表示やユーザインタラクションといったその他の要素との間の 同期は大切である。 しかし現在、そのようなコンテンツを作るときの同期の取り方は、 ミリ秒やマイクロ秒といった一般的な時間単位をベースとしたタイミング制御に基づくものであり、 音楽の時間単位の基本である拍子や小節に合わせたタイミングの制御を行うような機構はないように思われる。 本稿では、従来別々に記述していた情報を 音楽情報中に簡単なスクリプト言語で記述できるような枠組みを提案する。 これによりイベントのタイミング制御をより柔軟かつ自然に行うことができる。 また、スクリプトを埋め込む音楽情報として、 本研究ではMusic XMLを用いることとした。 Music XMLは新しいテキストベースの音楽フォーマットである。 本稿で扱うフォーマットはシステム専用のものではなく、埋め込んだスクリプトタグを読み捨てることで、通常のMusic XMLとしても扱える。 さらに、本システムは外のアプリケーションと連携をとることで、 よりいろいろなユーザの要求にこたえられる。 これによって音楽コンテンツの作成を支援できるようになる。

資料

卒業論文
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