2D blog

2007-12-20 17:25:57 by kobayash TB []

* [] HCI Bibliography

http://www.hcibib.org/

とてもよいサイト。

2007-12-21 18:11:57 by kobayash TB []

* アフォーダンス

数ヶ月前、とある大学の正門に「危険なので自転車は降りて押して通行しましょう」のような意味の立て札が現れた。しかし、誰も指示に従うことのないままその立て札は間もなく消えた。自転車は乗車と降車の瞬間が最も危険だというのが常識なので、これは妥当な結果だろう。歩行者との接触事故を防ぎたいなら「歩行者は青い扉、自転車は赤い扉」のように入り口を分ければ良かったのだ。地面にでっかく歩行者と自転車のピクトグラムをペイントして、門扉のてっぺんにも各々標識を設置して。あるいは自転車利用者をどうしても地面に引き摺り降ろしたいというのなら、立て札などに頼らずこうすれば良かった。

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│├ 車高制限1.5m ┤│
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これなら歩行者は容易に通行可能で、自転車からは降りずにいられない(しかも、ポールや段差と違って車椅子でも通れる)。これでは景観が台無しだというなら、

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││ ゴールテープ ││
││   ↓   ││
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こうすれば自転車利用者は降りたくなるばかりか翌日からマラソン通学に切り替えたくなること請け合いだ。あるいは、

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││ / /↑/ / ││
││  しめ縄  ││
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こうすれば歩行者・自転車を問わず学生たちは門の前でいったん立ち止まってこうべを垂れ、厳かな気分で勉学に励むことができるに違いない。さらには、

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││~~賽銭箱~~││
││ / /↓/ / ││
││  ┏━┓  ││
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このようにすれば、昨今の大学の厳しい台所事情もいくぶん緩和されただろうに……

2007-12-29 00:20:25 by kobayash TB []

以前、自分の体重は知りたくもないけれどダイエットはしたい、という需要と書いたけれど、Wii Fitがまさに「昨日との差分だけ表示する体重計」だった。

2008-01-01 06:10:42 by kobayash TB []

もうすぐ年も明けることだし除夜の鐘でも聞こうかとYouTubeを訪れたのだが、フルスクリーンモードにしたところ再生ボタンの隣に見慣れぬボタンが!

http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~kobayash/blog/db_out/1199173337.png

うっかり押してしまい、気が付けばこんな時間になっていました……そろそろ初日の出を見ようかな(YouTubeで)。

2008-01-16 16:27:39 by kobayash TB []

* [] クリスピー・クリーム・ドーナツ@新宿

http://www.krispykreme.jp/

たまには行列に並んだりするのも楽しいし、ショーウィンドウの中でコンベアの上をドナドナするドーナツの群れと店先で整列ロープの間をドナドナする人間の群れの対比には哲学的な何かを感じた。

http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~kobayash/blog/db_out/1200467567.jpg

2008-01-30 06:16:54 by kobayash TB []

* ThinkPadのキーボードの左上にあるhttp://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~kobayash/blog/db_out/1201641245.gifボタン

IBM印のT60では一方向のミュートボタンだったのに、Lenovo印のX60ではミュート⇔解除のトグルになっていた。ユーザビリティの観点から、後者は極めて誤りなのではないか。

2008-03-21 16:18:35 by kobayash TB []

* 創意工夫する前に、まず押さえておくべき研究の基本

5年半の研究室生活で覚えたtipsまとめ。まだ草稿です。

研究の進め方

  1. テーマを決める
  2. 実装する
  3. 評価する
  4. ペーパーを書く
  5. プレゼンをする

テーマを決める

  • 「何をしたいのか」を常に意識しながら研究する
    • どんな問題があって、それをどう解決するのか
      • 既存研究にはAという問題がある or 日常生活にはAという問題がある
      • Bという手法によってAを解決する
  • 問題Aと手法Bが決まれば、論文のタイトルも決まる
    • 「B for A」、「A based on B」、……

実装する

  • 漫然と実装せず、手法Bによって問題Aが解決できることを示せる最低限の実装
    • 「アプリケーション」の作成をテーマにすると、実装が大変
    • アプリケーションに利用可能な「技術」の提案をテーマにすると、実装が楽々

評価する

  • 漫然と評価せず、手法Bによって問題Aが解決できたことを示せる最低限の評価
    • 競争相手があるなら、競争相手と比較
    • 競争相手がないなら、自分の手法のパラメタを色々変更して比較
  • 尺度:速度、エラー率、主観的満足度、……
    • 実験用ソフトウェアはSPSS用フォーマットでログ出力するように作っておくと検定が楽々
    • 可能な限り多くの生ログを保存/持ってて良かった生ログ!
    • アンケートでは「どれほど良かったか」ではなく「どっちが良かったか」を尋ねる
    • アンケートの項目は過去の研究を真似/ここで独創性を発揮する必要はない
  • 予備実験は重要
    1. 自分を被験者にしてあらゆる条件を試す→面白そうな条件を絞り込み
    2. 身近な人間を被験者にして絞り込んだ条件を試す→見込みのある条件をさらに絞り込み本実験へ

ペーパーを書く

  • 漫然とやったことを列挙するのではなく「どんな問題があって、それをどう解決するのか」を強調しつつ執筆
    • 既存のアプローチとどう異なるのか?
  • 過去の著名な論文から構成や言い回しを拝借
    • 研究内容は先進的でも、論文はオーソドックスに
  • 締切1ヶ月前には書き終えて、推敲や校正に時間をかけよう

プレゼンをする

  • 漫然とやったことを列挙するのではなく「どんな問題があって、それをどう解決するのか」に的を絞って発表
    • 既存のアプローチとどう異なるのか?
  • プレゼンと論文では求められる内容が異なる
    • 次項参照
  • 本番1ヶ月前にはスライド、ムービー、デモプログラム等を完成させて、練習に時間をかけよう

2008-03-21 16:21:38 by kobayash TB []

* 創意工夫する前に、まず押さえておくべきプレゼンの基本

5年半の研究室生活で覚えたtipsまとめ。まだ草稿です。

スライドの作り方

  • 構成:タイトル、概要、背景、目的、提案手法、デモ、実装、評価、関連研究、まとめ、今後の課題、……
  • 1枚のスライドではひとつの内容だけを説明
    • 1枚の中に話題が2つ以上あったら、スライドを分割
    • 1つの話題が1枚の中に収まらなかったら、内容を削減
  • 論文の内容すべてを漏らさず発表する必要はない
    • 一応スライドは作っておいて「非表示」にしておくと良いかも
  • 文字サイズは基本的に28ポイント以上
    • 補足的な情報でも20ポイント以上
  • 箇条書きの1項目はなるべく1行に
    • 最悪でも2行に
  • 文章は体言止めで簡潔に
    • 接続詞は書かない→矢印等の記号やcf.等の略記が良く使われる
    • 「我々は」「を研究した」等の当たり前なフレーズも書かない
  • 出典を明記
    • 例:Teddy [Igarashi 1999]
  • 図表を多用
    • 単純な箇条書きだと単調で眠くなる
  • スライド1枚あたり30秒~1分のスピーチを目安に
    • 巷のプレゼン指南書では2~3分としていることも多いが、1分1枚が五十嵐研流

デモプログラムの作り方

  • モード切替がある場合は、現在のモードを目立つように表示
  • イベントごとにファンシーな効果音を鳴らしてアピール
  • メニューやダイアログの文字を大きく見やすく

事前準備

  • ひとりで練習する
  • みんなで練習する
  • とことん練習する

PCの準備

  • 省電力モードをOFF
  • スクリーンセーバをOFF
  • インスタントメッセンジャーをOFF
  • デスクトップのアイコンを(必要に応じて)整理
  • デスクトップの壁紙を(必要に応じて)整理
  • マウスポインタを目立つものに変更
    • 以上、プレゼン専用のアカウントを作っておくと便利
  • プロジェクタとの接続を確認
    • ムービーを再生する場合は(デモプログラムでDirectX等を使っている場合も)特に注意
  • スライド、ムービー、デモプログラム等をアクセスしやすいように整理
    • USBメモリやWebサーバ上にもバックアップしておく

プレゼン本番

  • 実際に動作しているデモを見せびらかすことは重要
    • ライブデモ、ムービーのどちらかは必ず含めよう
      • 発表場所によっては(WISS等)「いきなりデモ」メソッドも有効
  • デモの最中は「いま何をしたいのか/しているのか」を逐一声に出して説明
    • 操作ミス、余計な操作、マウスポインタの彷徨い等を避け、スムーズに操作
      • 万一操作を間違ったら、口ごもらず率直に「間違った、ごめんなさい」と言う
  • 発表中はなるべく画面や原稿を見ず、聴衆の方を見る
    • 視線だけでなく身体ごと聴衆の方へ向ける
      • 慣れてきたら、聴衆ひとりひとりと順番に目を合わせながら話す
  • 姿勢にも注意
    • 身体:ゆらゆら身体を揺らす、猫背等はNG
      • ジョブズやバルマーばりにウロウロ移動するのは高等テクなので自重すべし
    • 両手:腕組み、ポケットに手を突っ込む等はNG
      • 重要な場面では、ジェスチャを積極的に使うべし
  • 全体として、自信満々な態度と口調で
    • ひたすら練習すれば、いつかは自信満々になれる

質疑応答

  • あらかじめ、予期される質問への回答を準備
    • 回答用のスライドを用意しておくと良い
  • できないことはできないと認める
    • 何ができて何ができないのかを明確に説明できると良い
  • 沈黙はNG
    • 的外れかな、と思ってもとりあえず何か喋り始めておく
      • 喋りながら、バックグラウンドでもっと良い回答を考える
      • 質問者によっては多少的外れな答えでも「ま、いいか」と許してくれる
    • 喋る内容を咄嗟に思い付けない場合は、以下の方法で時間を稼ぐ
      • 質問の内容を確認するふりをする「ご質問は~という内容でよろしいですか?」
      • 質問を賞賛する「良いご質問です」「鋭いご指摘です」

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