CapStudio: プログラムの実行画面の録画映像を利用した統合開発環境

深堀 孔明,坂本 大介,加藤 淳,五十嵐 健夫



通常,プログラム開発は,コードエディタ上でプログラムのソースコードを編集することによって行われる. しかし,ゲーム開発においては,キャラクタ画像やボタンの配置など見た目に関わる部分はゲー ムの実行画面を見ながらリアルタイムに編集できた方が直感的である.ゲームエンジンのシーンエディタ といった,プレビュー画面上でパラメータを編集できるシステムもあるが,フレームワーク上で決められた 制約があり,ゲーム画面の描画などのプリミティブな処理をプログラマが編集できず,コーディングの自由 度が低くなるという問題がある.そこで,本稿ではゲーム画面の録画映像をベースとしたエディタ(以下ス クリーンキャスト)を提案する.これをコードエディタと連携させることで,プログラマはプログラム全体 をコードエディタで記述しつつも,ゲーム画面のデザインに関わる定数値やリソースファイルをスクリーン キャスト上でリアルタイムに編集できる.具体的には,定数値やリソースが編集されると即座にその結果が スクリーンキャストに反映される.反対に,スクリーンキャストのゲームオブジェクトから対応するコード 片やリソースファイルへアクセスしたり,ゲームオブジェクトの位置やサイズを直接操作してソースコー ド中の定数値を調整できる.本稿では,スクリーンキャストを組み込んだ統合開発環境 CapStudio を実装 し,本手法の可用性を検証した.

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深堀 孔明,坂本 大介,加藤 淳,五十嵐 健夫:“CapStudio: プログラムの実行画面の録画映像を利用した統合開発環境”, WISS2013,2013年12月. [pdf] [youtube] [mp4]

深堀 孔明,加藤 淳,坂本 大介,五十嵐 健夫,“録画画像とコード片の対応関係可視化によるゲーム開発支援,” WISS 2012.


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