手書きスケッチによる
3次元モデリングシステム Teddy
With S.Matsuoka, supervised by H.Tanaka
Java Applet
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Demo Video (mpeg, 5min, 32MB)
ディスプレイ一体型タブレットや通常のマウス等を利用し、平面上に手書き自由曲線を描いていくことにより 3次元モデルを対話的に構成する手法を提案した。本手法により、コンピュータグラフィクスの知識のない初心者でも、紙と鉛筆をつかってスケッチするのと変わらない手間で自由に3次元モデルを生成することが可能となる。既存のスケッチによるモデリングシステムが、主に直方体のように平面で囲まれた人工的なオブジェクトの生成を目的としていたのに対し、本手法は動物や植物といった曲面を主体とするオブジェクトの生成を目的としている点で革新的である。具体的には、2次元の手書き閉曲線を縦方向に膨らませることで新たにモデルを生成する手法、手書き自由曲線により物体を切断したり隆起させたりする手法等について説明する。手書き風リアルタイムレンダリングを利用したプロトタイプシステム(Teddy)が実装されており、有効性を確認している。