In English
軌跡描画による
3次元空間のナビゲーション
デモ ムービー (mpeg, 7MB, no sound)
仮想3次元空間のナビゲーション手法として軌跡描画による手法を提案する.
これは,ユーザが希望する移動経路を2次元の画面上に直接自由ストロークとして描き,
その上を辿るようにして視点が3次元空間内を移動するというものである.
従来の方向転換と前進ボタンを組み合わせた移動に比べて,
継続的に制御しつづけなくてはならないことからくる負担感を軽減できる他,
目的地をマウスのようなポインティングデバイスで選択して
直接ジャンプする方式に比べても, 少ない手間で目的地とそこへいたるまでの
経路と方向を同時に指定できるという点でも優れている.
本手法は特に、反応速度の遅い、低能力計算機上での利用やネットワークを介した
状況での利用に有効である。
文献
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五十嵐 健夫、 原田 康徳、 尾内 理紀夫
「軌跡描画による3次元空間のナビゲーション」
インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ V
(日本ソフトウェア科学会 WISS'97),
賢島研修センター(三重県志摩郡), pp.119-122, 1997年12月.
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Takeo Igarashi, Rieko Kadobayashi, Kenji Mase, Hidehiko Tanaka,
"Path Drawing for 3D Walkthrough", 11th Annual Symposium on
User Interface Software and Technology, UIST'98, San Francisco,
November 1-4, 1998, pp.173-174.
PDF
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Takeo Igarashi : takeo@mtl.t.u-tokyo.ac.jp